炎上の原因となる発言や行動の具体的例
企業でSNSを活用する場合には、炎上に注意する必要があるといえます。SNSが炎上したケースはさまざまなものがありますが、こちらのページでは、実際に起こった事例について見ていきましょう。「企業SNSにおける発言による事例」「その他の企業活動により炎上した事例」「芸能人の発言がきっかけで炎上した事例」に分けてご紹介していきます。
企業SNSにおける発言がきっかけで炎上した事例
ここでは、企業SNSでの発言がきっかけで炎上が起きた事例をご紹介します。
「配慮が足りない」と批判が集まった事例
とある企業によるTwitterの公式アカウントにおいて炎上した事例です。
問題となったのが、同社の公式アカウントにて投稿された、とある物語をなぞった「なんでもない日おめでとう」という呟きでした。これは、物語内に登場する歌を日本語に訳したものですが、投稿した日が「原爆の日」であったことから「配慮が足りない」といった声が相次いだものです。こちらの件については、該当のツイート削除及び、公式サイト上で謝罪が行われています。
軽はずみな発言に対して女性の反感を買った事例
某メディアの編集長による、Twitterへの投稿が炎上した事例です。
問題となったつぶやきは「イケメン俳優に騒いでいるのはオバサンだけ」といった内容となっていました。この内容が、女性たちから反感を買い過去の発言まで掘り起こされた結果、ほかにも女性軽視とも取れる文章が発見されたものです。
すぐに謝罪と反省の文章をインターネットに投稿しましたが批判は止まず、結局編集長職を退任することによって事態が沈静化しました。
レンタルショップのツイートがきっかけで炎上
2011年に東日本大震災が発生した後、某レンタルショップの店長によるツイートが炎上した事例です。
問題となったつぶやきの内容は「テレビは地震ばかりでつまらない、そんなあなた、ご来店お待ちしています」といったものでした。この内容が「配慮が足りない」と炎上したことにより、某レンタルショップ企業では謝罪ツイートを投稿しました。しかし、その謝罪の内容に「反省の色が見られない」という反応がありさらに炎上しています。
その後、炎上の原因となったツイートを投稿した店長が実名を明かして謝罪を行いました。
その他企業活動がきっかけで炎上した事例
続いて、企業の活動がきっかけで炎上が起こってしまった事例について見ていきましょう。
自社サイトを宣伝する目的の「ステマ」によって炎上
某メディア運営会社による、「ステマ」問題により炎上した事例です。
こちらの企業では、自社が運営する情報サイトを宣伝する目的でInstagramにとあるアカウントを開設しました。その後、該当アカウントが自社のアカウントであることを非公開にした状態のままで情報サイトの宣伝を行っており、これが「ステルスマーケティング」に当たるとして炎上したものです。
こちらの件が発覚したきっかけは、運営を担当していた社員がTwitterの鍵アカウントで裏側を暴露してしまったことです。その後、該当アカウントとサイトの閉鎖により事態が収束されました。
誤送信によってSNSが炎上
企業アカウントの誤送信によりSNSが炎上してしまった事例です。 某歌手が自身のTwitterアカウント上で自撮り写真をアップした投稿に対し、某企業のアカウントによって容姿を中傷しているとも取れるコメントが入りました。このコメントのスクリーンショットが歌手のTwitterに投稿され、該当の企業のSNS上で炎上したものです。
問題のコメントについては、個人アカウントと企業アカウントを誤って投稿したものなのではないか、などといった憶測が広がりましたが、該当の企業は公式アカウントで謝罪に加えて「当該ツイートは社の見解を示すものではなく、なぜこのようなツイートが発生したのかを調査している」という旨の投稿を行っています。
薬事法違反と思われる表現により炎上
サプリメントを提供する企業の販売促進活動においてSNSが炎上した事例です。こちらは該当の企業による、サプリメントの販売促進活動の中で用いていた表現が薬事法に違反しているのでは、ということで炎上が起こったものです。
とあるサプリメントの宣伝で使用していたキャッチコピーが薬事法に違反しているのでは、といった点が指摘され、さらに他の投稿においても薬事法や景品表示法に違反しているのではないかと捉えられるおそれのある表現を使用していたことから、炎上に発展しています。
こちらの件については、公式アカウントにて謝罪文が公表されるとともに今後の対策についても述べられ、事態の収束がはかられています。
動画コンテンツの内容がきっかけで炎上した事例
衛生用品を販売する某企業によるメディアにおいて、生理用品の販売促進を目的とした動画コンテンツがきっかけで炎上が発生した事例です。
問題となったコンテンツは、女性が生理中に困っている場面に対して、おすすめの生理用品の使用によって悩みを解決できる、といった内容でした。しかし、その悩みの視点が彼氏サイドからのものだったことによって批判が集中したものです。
この問題に対し、企業側では謝罪と該当の動画を削除するといった対応がとられています。
芸能人の言動がきっかけで炎上した事例
最後に、芸能人の言動がきっかけで炎上が起こった事例についてご紹介します。
Instagramの投稿がきっかけで炎上
某モデル・女優のInstagramのアカウントの投稿がきっかけで炎上が起こった事例です。
きっかけとなった投稿は、おすすめの化粧品を紹介したものでしたが、その日は豪雨によって甚大な被害が発生している地域もありました。そのような状況だったことから、「状況を考えるべき」といったコメントが投稿されました。
そのコメントに対し「何を投稿するかは自由」と擁護するユーザーとの対立が発生し、ネットニュースで取り上げられたことによってさらに炎上が拡大したものです。
本人ではなく家族のブログが炎上
お笑い芸人がテレビ番組内で人気漫画・アニメのフィギュアを口に入れたりしている映像が放送されたことから炎上に繋がった事例です。
ただし、こちらの事例については本人ではなくその妻のブログに批判コメントが大量に書き込まれるという事態になりました。ブログ自体は全く関係のない内容だったこと、また本人が謝罪したにもかかわらず、批判コメントは12,000件にも上りました。
企業炎上のきっかけとなる発言・行動をさせないための対策
ここまでさまざまな事例を見てきましたが、企業でSNSを活用する場合にはトラブルが発生しないようにさまざまな対策をとる必要があります。具体的には、下記のような対策が考えられます。- それぞれのプラットフォームにおけるガイドラインを守ることを心がける
- 企業におけるSNSの運用マニュアルを制作し、その内容に沿った運用を行う
- 投稿する前のダブルチェックを徹底する
- ソーシャルリスニングを導入する
- 炎上リスクの有無を判別する監視サービスの導入を行う




